OZIO代々木

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木久蔵ラーメンを食べたい人は代々木へ(その1)】OZIO代々木は、その名称どおりに代々木駅から徒歩5分のところにある。代々木駅はサラリーマンが多いので安くて美味しいお店が数多くある。そのなかで気になるお店を発見。林家木久扇(初代林家木久蔵)が手がけるラーメン、木久蔵ラーメンだ。

木久蔵ラーメンを食べたい人は代々木へ(その2)】木久蔵ラーメンは、現在は代々木の1店舗のみとなっている。通信販売やネットショップでも購入できる。コンセプトは「昔懐かしい中華そば」であり、麺は中力粉と強力粉をブレンドしたちぢれの細麺、スープは関東で人気の醤油ベースのあっさり味だ。

木久蔵ラーメンを食べたい人は代々木へ(その3)】木久蔵ラーメンがまずい、というネタが始まったのは、中華料理人とラーメン作りで対決の際、ゆでる麺をこぼすなど上手く行かず、散々な目にあったことが始まり。「旨い」と宣伝するよりも「まずい」と宣伝したほうが食べた時に感動があるとの噂も。

【閑静な住宅街にひっそりと】OZIO代々木は代々木駅から近いが、ビジネス街の中にあるのではなく、すこし離れた閑静な住宅街に建っている。OZIO代々木は遠くからも探すことはできない。近くになって初めてその存在に気がつくのである。外壁とバルコニーのガラスのフェンスが絶妙なバランスだ。

南アフリカ・カラー(その1)】一昨日の南アフリカ・ワールドカップは日本中が興奮した。日本の熱気もさることながら、南アフリカの熱気もすごいことになっている。ブブゼラという民族楽器をはじめて知ったが、最初はうるさいと感じたが、徐々に心地よくなってゆくのが、なんとも不思議なかんじだ。

南アフリカ・カラー(その2)】開幕戦は首都ヨハネスブルグにあるサッカーシティスタジアム。ホスト国の初戦ということで、全世界が注目した一戦であった。試合内容は素晴らしかったが、スタジアムの外壁に心が奪われた。アースカラーを取り入れた外壁は南アフリカの大地に溶け込んでいて、美しい。

南アフリカ・カラー(その3)】そのカラーリングは何処かで見たことがあると感じていた。そうだ、OZIO代々木のエントランスアプローチにそれはあった。それはメールボックスを隠すためのルーバーであったが、熱気と興奮の南アフリカ・カラーだったのである。それは中庭に続くプロローグである。

【中庭は入居者のオアシス(その1)】エントランスのオートロックドアの先に、入居者だけの空間である中庭がある。エントランスアプローチからはガラス越しには少ししか中を見ることができない。それは、ガラスに森をイメージしたカッティングシートが貼られているからである。オートロックを開けた。

【中庭は入居者のオアシス(その2)】中庭は白で統一された美しい空間となっている。まさしく、それはスペインのアンダルシア地方の開放的で情熱的な中庭空間を再現しているような雰囲気があるのだ。すべての住戸の玄関ドアが中庭を向いていることも共同体としての集合住宅の意識の高さがうかがえる。


【階段に軽さを表現するための工夫】中庭は避難経路としての役割も果たしているために、避難階段がある。階段という存在は、空間の中にかなりヴォリュームを持つ。階段があるだけで空間がデッドスペースになりかねない。そのような時は階段を軽く見せる。OZIO代々木はグレーチングを採用している。

【ヴォイドのある空間(その1)】OZIO代々木には数多くの間取りがある。その中でも注目すべき間取りは、ヴォイドがあるお部屋だ。ヴォイドとは、吹き抜けのような何もない空間である。無駄な空間であるのだが、他の空間とつながりを持ったときに、そのヴォイドの可能性は無限大に広がるのである。

【ヴォイドのある空間(その2)】玄関ドアを開けると、右側にシューズクロゼットがある。一人暮らしには十分の大きさである。そして、左側はトイレである。この部屋は、トイレと洗面と浴室がしっかりと分かれているのは嬉しい。玄関からヴォイドを介してキッチンとベッドルームに絶妙に分かれている。

【ヴォイドのある空間(その3)】この部屋のヴォイドは多くの機能を果たしている。まずは換気。キッチンとベッドルーム、そして浴室に面しているので、どの部屋からも換気することができる。これは今までにない間取りである。キッチンはサブ的な存在なので、どうしても日陰に追いやられることが多い。

【ヴォイドのある空間(その4)】この部屋はワンルームである。ワンルームの部屋だと角部屋でない限り、窓を1面しか取ることができない。部屋の空気を正常に保とうとするためには、2面開口での通気が必要となる。これは目には見えないことであるけれども人間の生活にとって非常に重要なことである。

【ヴォイドのある空間(その5)】OZIO代々木は代々木駅から近いということもありコンクリートジャングルに埋もれている。だから、部屋からの景色はお世辞にもいいとは言えず、採光も厳しい。そのような不利な条件をヴォイドは、適度な光を部屋に取り入れるための装置として機能しているのである。

【最後の決め手はトランクルーム(その1)】OZIO代々木は、デザイナーズ物件のなかでも収納はしっかりとスペースを確保している。その上、有料であるけれども、トランクルームまで完備していることは嬉しい。最近はトランクルームが注目を浴びている。敷金や礼金がかからないことも魅力的である。

【最後の決め手はトランクルーム(その2)】OZIOとは、イタリア語の「優雅なくらし」という意味がある。現在における優雅なくらしは、必要以上にモノがあるゴージャスライフから、必要最低限のモノがあるシンプルライフにシフトチェンジしている。トランクルームはその牽引役となっている。(完)

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