MITEZZA C6

http://www.kkf.co.jp/g/trust_adv/mite_c6/

【やっぱり商店街をブラブラしたい(その1)】MITEZZA C6は、2つの路線が使える立地にある。ひとつは都営三田線板橋区役所前」駅であり、もうひとつは東武東上線「大山」駅である。MITEZZA C6から近い距離にあるのは「板橋区役所前」駅であるが、実は「大山」駅も捨てがたい。

【やっぱり商店街をブラブラしたい(その2)】大山駅には、ハッピーロード大山という地元住民に愛されている商店街がある。アーケードの延長は560m、1日の買い物客は約25,000人である。川越街道と東武東上線大山駅を結んでおり、東武東上線の踏切を介して、遊座大山商店街に隣接している。

【やっぱり商店街をブラブラしたい(その3)】ハッピーロード大山トリビアとして、商店街のマスコットキャラクター「みらいくん」と「ゆめこちゃん」の名付け親は、地元出身タレントの城咲仁である。地元にゆっくりとブラブラしながら楽しめる商店街があることは、物件にとって大きなプラスである。

【特徴的な外観も近すぎるとよく見えない】大山駅から商店街をぬけて、首都高速道路のある大通りを左折してまっすぐ進むとMITEZZA C6は現れる。特徴的な外観をしているのであるが、正面から建物が現れてこないので残念なことに外観をしっかりと見ることができない。しかし、オーラは感じる。

【エントランスホールの使い方(その1)】吹き抜けのエントランスホールから住居専用のオートロックをくぐりぬけると見たこともないような設備が並んでいる。エントランスホールは時々、いろいろな使い方がされている。よく見かけるのは、応接セットが置かれていて自動販売機が設置というものである。

【エントランスホールの使い方(その2)】しかし、MITEZZA C6のエントランスホールはちょっと違う雰囲気がある。それは自転車のメンテナンスゾルームとなっているのである。素人では使い方がよく分からない器具も自転車好きには嬉しいかぎりだろう。ヴィジュアル的にもそんなに悪くはない。

【都会人には嬉しい驚きの設備】エントランスホールの自転車のメンテナンスエリアのすぐ脇に見たこともないようなボックスがある。注意書きをよく読んでみると、なんと花粉除去ボックスなのである。確かに都会のスギ花粉はタチが悪い。田舎でスギの山で育った人でも都会に住むとスギ花粉がでるらしい。

【自転車置き場はどこでしょうか】エントランスホールに自転車のメンテンスゾーンがあるぐらいだから、さぞかし自転車置き場は豪華なのだろうと期待して探してみても自転車置き場がない。実は自転車はお部屋の中まで持って行くのである。そのためにエレベータも自転車が運べるように長細くなっている。

【あくまでも自転車利用を前提として】エレベータで住居階を目指す。エレベータのドアは入ったドアを逆側のドアが開く。この形式はよく見かけるが、建物構造的にそのような形式をしている場合が多い。しかし、MITEZZA C6は自転車での利用を前提として考えた結果のエレベータであるといえる。

【ホワイトグレーの共用廊下に2輪の花が咲く(その1)】エレベータのドアが開くと、そこにはライトグレーの塩ビシートのフロアとホワイトのタイルと玄関ドアの共用廊下が現れる。清潔感があり心地よいがすこし物足りない。よく見渡すとあるスペースに気がつく。そのスペースは自転車置き場であった。

【ホワイトグレーの共用廊下に2輪の花が咲く(その2)】部屋だけでなく共用廊下にも自転車が置けるようなっている。そして、そこに置かれている自転車は外国製でとてもカラフルである。まさに共用廊下に咲いた1輪の花ならぬ2輪の花のようである。空間がシンプルであるからこそ、とても際立つのだ。

【自転車は玄関に置くわけではない(その1)】一番右端の部屋に入ってみる。角部屋となっているので2方向から光が降り注いでいるので、昼間であれば照明がいらないぐらい明るい。想定していたよりも玄関が狭いことに気がつく。部屋に自転車を置くことを考えると玄関に置くのが一番使いやすいはずだ。

【自転車は玄関に置くわけではない(その2)】確かに玄関に自転車を置く部屋もある。しかし、たまたま開けたこの部屋は、奥に段差のあるスペースがある。フローリングではなくカーペットになっている。実はそこが自転車置き場のである。まさしく、自転車の自転車による自転車のための部屋なのである。

【しっかりと作りこんであるキッチン】自転車のための空間であるといっても、人間が住むことには変わりはない。人間が住むための設備もしっかりとしている。まずはキッチン。白を基調とした清潔感のあるキッチンは、コンロとシンクの間に作業スペースがあり単身者でも料理が楽しめるようになっている。

【ここまできたユニットバストイレの進化系】この部屋はバスとトイレが一緒になっている。シティホテルのシングルルームのようなユニットバストイレである。しかし、シャワーカーテンでバスとトイレを仕切るのではなく、ガラスによって仕切られている。シャワーカーテンが纏わりつくようなことはない。

【ときには建築家の声にもかたむけてみよう(その1)】MITEZZA C6の設計は、ナフ・アーキテクト&デザイン有限会社である。彼らがこの建築物にかけた思いは、「自転車に乗ろうをコンセプトに、環境・健康問題に対し、マンションにある駐輪場や共用部を考え直すこと」であった。そしてさらに

【ときには建築家の声にもかたむけてみよう(その2)】「建物は、自転車を軸に集まって住む各個人同士で小さな社会・文化をゆるやかに形成できる素地がある。サイクルピットは、コミュニティスペースになり得るし、玄関脇の自転車置場はご近所の会話が成り立つかもしれないという期待をこめた」(完)

http://www.kkf.co.jp/g/trust_adv/mite_c6/